自分の生きる場所を選ぶ。それは当然のこと。
よりよく生きる。
自分の生きる場所を選ぶ。それは当然のこと。今までの医療はその選択肢が限られていました。
これからはご本人とご家族の意志さえあれば療養の場所としてご自宅が選べます。「よりよく生きる。」徳島往診クリニックはそのお気持ちと向き合いたいと思います。
患者様・利用者様がそれぞれの療養環境・生活環境で、思い思いの生活を送れるよう、できるだけご本人様やご家族のご要望に応えながら、地域の様々な社会資源と連携して、生活の支援を行なっていくのが在宅医療・在宅介護です。ご自宅で安心して過ごしていただけるよう、24時間365日の対応を行なっています。私達は患者様・利用者様や地域の方々から必要とされることをやりがいとし、患者様・利用者様の立場に立った医療、介護を提供して行きたいと考えています。
「医療法人 徳島往診クリニック」は、在宅医療・在宅緩和ケアを専門に行う「徳島往診クリニック」に、理念を共有する「附属訪問看護ステーション」を併設する在宅医療専門の医療法人です。平成24年5月には徳島県における厚生労働省の在宅医療連携事業を委託され、これを受けて在宅医療連携拠点事業所「ハートホーム」が開設されました。
在宅医療・介護に関する豊富な経験と知識をもつ多職種で構成されたスタッフが、ご自宅でもきめ細かく心のこもった医療・介護サービスを提供することにより、よりよい療養生活がおくれるようお手伝い致します。
1999年9月四国で最初の在宅医療専門のクリニックを開設してから、早10年以上が経過しました。「10年一昔」といいますが、開設当時は在宅医療という言葉に対して、「在宅医療って何ができるの?」「在宅医療って何科ですか?」といった疑問が呈せられていたことが、嘘のようです。時代が巡り、日本がこれから迎える超高齢化社会にとって、在宅医療は、国家財政上の問題だけではなく、「人がいかにいい生涯をおくり、最期を迎えられるか」といったQOL(クオリティ オブ ライフ:生活の質)の根幹に関わる事象となりました。
医師一人でスタートした当院ですが、現在では在宅医療の良さに共感して下さる多くの職種の方々が、自然と集まってきて下さって結構な大所帯となってきました。
当院は外来診療にかける時間を少なくして、できるだけ訪問診療・往診に時間をかけられるようにしています。そのことにより、従来はご自宅での療養をためらわれていた重症の患者様(がん末期の方、神経難病、脳卒中後遺症や慢性呼吸不全で胃瘻などの経管栄養や在宅酸素療法、人口呼吸器を装着されている方等)にも積極的に対応しています。
院長:吉田大介
平成2年 | 東京医科歯科大学 医学部卒業 |
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同年4月 | 当時の東京医科歯科大学医学部 第2外科学教室入局 |
取手協同病院 麻酔科研修を経て、東京医科歯科大学附属病院 外科、埼玉県草加市 市立病院外科等の勤務の後、生まれ育った徳島に帰郷。介護保険開始前年の平成11年9月に勤務医の傍ら、在宅医療専門の徳島往診クリニックを開院。 | |
平成17年6月 | 24時間対応の在宅緩和ケアに専念するため勤務医を退職。 |
平成19年3月 | 法人化。 |
平成22年3月 | 徳島往診クリニック附属訪問看護ステーション設立。 |
平成24年5月 | 厚生労働省より在宅医療連携事業を委託、8月在宅医療連携拠点事業所「ハートホーム」開設。 |
現在に至る。 |
NPO法人 日本ホスピス緩和ケア協会 四国支部幹事
PCC(緩和ケア診療所)連絡協議会 事務局長
日本在宅ホスピス協会 世話人
全国在宅療養支援診療所連絡会 世話人
とくしま在宅医療推進フォーラム実行委員会 代表
第3回四国在宅医療推進フォーラム実行委員会 代表
NPO法人 AWAがん対策募金 副理事長
在宅ホスピスネットワーク徳島 代表
東京医科歯科大学 がん治療高度専門家養成プログラム 講師
徳島市医師会 在宅医療連携委員会 副委員長
日本外科学会認定医