※在宅医療は公的な医療保険の対象です。
・医療機関への通院が困難な方。
例えば:日頃から寝たきり、あるいは寝たり起きたりの生活で、外出が大変な方。
病院の待合室で 長時間待つのが困難といった様な方。
・医療機関への送迎など介護者の負担が気になる方。
例えば:ご家族のお仕事の都合で、なかなか時間がとれない様な方。
・退院してご自宅で療養される方。
例えば:入院の必要はないと言われたが、通院が大変で、在宅が不安な様な方。
・ターミナルケア(安らかな死を迎えるための援助)が必要な方。
例えば:ご自宅で最後を迎えたいが、専門的なケアを受けたいといった様な方。
《ご注意ください》
定期的な訪問を行っている患者様以外の、その時限りの緊急往診は原則的にお受けしておりません。
何故なら、紹介のない在宅の初診では十分な情報が無く検査も出来ず、かえって適切な処置が遅れる可能性があるためです。かかりつけ医か、救急病院の受診をお勧めします。
・現在かかりつけの先生がいる方
かかりつけの先生が在宅療養支援診療所を標榜されていればいつでも在宅医療を始めてもらえるはずです。もしかかりつけの先生が往診できない場合は、在宅療養支援診療所を紹介してもらいましょう。
・大きな病院に入院中・通院中の方
多くの病院に名前は様々ですが(地域医療連携室・医療福祉支援センター・医療相談室等)、在宅医療の相談に乗ってくれるソーシャルワーカーや看護師さんが常駐している相談室があります。入院中でも思い立ったら吉日、その日の内に相談に行きましょう。
・ケアマネージャーがいる方
在宅での介護保険の利用方法に則り、その方にあったケアプランをたてて下さいます。医療の必要性が高い場合は、ご自宅まで訪問してくれる医師や看護師さん等を紹介してくれます。
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●どのようなことでもお問い合わせ下さい。
在宅医療相談専用無料ダイアル:0120-323-517(月曜〜金曜の午前9時から午後5時まで)
*ご入院中の方はご入院先の病院内にある「地域医療連携室」に、ご相談されるのも一つの方法です。 -
●事前のご説明
ご連絡をいただきましたら、まずは職員がお伺いし、ご本人さまのご様子を確認させていただいた上、 当クリニックのシステムをご説明致します。その後、訪問看護・リハビリ等の計画についてご相談します。 -
●初回訪問
初診時に、ご本人さまとご家族のご要望とご様態を照らし合わせその後の訪問計画を組み立てます。 -
●定期訪問
訪問計画に沿って定期的にご自宅を訪問し診療や看護・リハビリを行います。 -
●お薬の配達
ご希望があれば、お薬を宅配し併せて服薬について指導を行います。